富士通フロンテック

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社員紹介 金 宇鎭

製品のライフサイクルをマネジメントする視点。踏み込んだ提案が国境を越えて信頼を勝ち得た。

金 宇鎭 コミュニケーション学科卒 1999年入社 グローバルビジネス本部 海外営業統括部 第一営業部

仕事について

表示システムの画像

  入社してすぐに取り組んだのは、韓国・仁川国際空港に関するプロジェクトでした。行先案内のトータルシステムに使われるメインディスプレイを納入する仕事です。2001年3月に開港するまでの2年間、仕様の打ち合わせ、プロジェクトの工程管理、インターフェース確認などに奔走しました。
  次に担当したのは、韓国のKTX(韓国高速鉄道)の駅にある行先案内表示装置。光明駅と天安牙山駅という2つの新駅には、私の提案したカラー液晶を活用した富士通フロンテックの表示装置が使われています。これは提案から工程管理、テスト、稼働まで一連の業務をトータルで完遂することができ、私にとって忘れられない仕事となりました。
  営業相手は韓国の鉄道庁、鉄道施設公団のほか、コンソーシアムを組む韓国のSI企業(システムインテグレータ)も含まれます。月に1回は韓国に足を運び、お客様のニーズを仕様に反映させるように努めました。国家プロジェクトですから、採用は入札で決まります。パートナーのSI企業から「スジュヘスムニダ。チュカハムニダ(受注した。おめでとう)」と電話がかかってきたときは、本当に嬉しかったですね。翌日、関係者によるキックオフミーティングをするとのことで、韓国に飛んで行きました。
  韓国企業の安価な製品もある中で、あえて私たちの製品が選ばれたのは、製品のライフサイクルをマネジメントする視点に立ち、トータルのコストメリットを示すことができたからだと思います。エンジニアや事業部の人たちと詳細な打ち合わせを繰り返し、お客様の信頼を勝ち得る提案ができました。
  2004年4月、韓国高速鉄道が一部開通。私も何度か乗車していますが、そのたびに駅の行先案内表示を気にかけて見ています。仁川国際空港も高速鉄道も、韓国を代表する交通機関です。そこに私たちの製品が使われていることは大きな誇り。高速鉄道はまだ残りの区間が未完成で、ビジネスは継続中です。より大きな成果を得るべく、今後も努力を重ねていきたいと思っています。

韓国生まれ。来日して日本語を学び、日本の大学を卒業。入社後は韓国への製品営業で実績を上げている。週末は映画観賞とゴルフの練習を楽しんでいる。


1日のスケジュール

8時25分 : 始業。まずメールチェック。前日、プロジェクトのパートナー企業と電話で話した内容が文書にまとめられて送られてきていた。

10時 : エンジニア、事業部の担当者に、出張で得た韓国サイドの要望事項を説明、提案書の内容について相談する。

13時 : 見積もりの作成に関する打ち合わせ。コストの安い韓国企業と競合するので、見積もりでの提示金額は慎重を要する。

14時30分 : 上司に仕事の進捗状況を報告。海外営業部は国・地域ごとに別々に動いており、出張で不在も多いので、貴重な情報交換の場だ。

16時 : 韓国企業などに電話をかけて、出張のスケジュール調整を図る。1週間から10日の日程なので、事前の準備が大切となる。

18時 : 同僚と会社近くの赤提灯へ繰り出すのがアフター5の楽しみ。ビール、日本酒、焼酎など何でも飲む。